新築の建物を賃貸する場合の注意点
新築物件といえば、何もかもが新品ゆえに部屋がきれいでエアコンやキッチン等の設備も最新型で、とメリットが多いものですが新築ならではの注意が必要なポイントもあります。今回はこうした新築物件を賃貸する場合の注意点についてまとめてみましょう。まず、新築の物件というのは内装素材に含まれる水分が多く残っているためこれが蒸発して室内に湿気がたまりやすいという特徴があります。湿気を放置すると、扉や開口部の建てつけや壁紙の浮きといった影響も出てくる場合がありますので、こまめに窓を開けて換気することが大切なのです。特に西向きや東向きの部屋は湿気がたまりやすいので注意が必要ですね。平成15年以降に建てられた物件にはバスルームに24時間換気システムというものが設置されている場合が多いのでこれを利用するとよいでしょう。
次に傷です。新築物件というのは退去時の修復で敷金が戻りづらいという特徴もありますので、なるべく傷をつけないよう、床にマットを敷いたり、家具の足にクッションを付けたりといった工夫も重要です。また、引越し時の荷物の搬入時にはちょっとした引っかき傷ができやすいので特に注意しましょう。このように新築ならではの注意点もありますが、やはりできたての建物は住み心地がよいので、ポイントをおさえつつ快適に暮らしたいものですよね。
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